リウマチ情報館

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リウマチと膠原病の違い

膠原病は一つの特定の病気の名前ではなく、幾つかの疾患群の総称です。疾患群の総称という点では膠原病とリウマチ性疾患は同じですが、膠原病とリウマチ性疾患では含む病気が違います。リウマチ性疾患の中の自己免疫疾患かつ結合組織疾患である病気が、古典的な膠原病と呼ばれる膠原病とほぼ同じです。ですが、リウマチ性疾患が全て膠原病に含まれるわけではなく、細菌やウイルス感染が原因のリウマチ性疾患(リウマチ熱・ライター病・ウィルス性関節炎・真菌性関節炎・硬直性脊椎炎など)や、代謝異常によるリウマチ性疾患(通風・偽通風・甲状腺疾患・副甲状腺疾患・糖尿病関節炎など)は膠原病には当てはまりません。

古典的な膠原病として、全身性エリテマト-デス(SLE)、関節リウマチ(RA)、強皮症(PSS)、結節性多発動脈炎(PN)、多発性筋炎/皮膚筋炎(PM/DM)、リウマチ熱(RF)があげられますが、最近では混合性結合組織病(MCTD)などを含めることもある一方で、リウマチ熱は細菌感染(溶連菌感染)によって起こるとして膠原病の概念から外される傾向にあります。

古典的膠原病に加えて膠原病類縁疾患を含む疾患を膠原病として扱います。膠原病類縁疾患に分類される疾患としては、シェ-グレン症候群、ウェゲナ-肉芽腫症、大動脈炎症候群(高安病)、側頭動脈炎、過敏性血管炎、ベ-チェット病、成人スティル病、リウマチ性多発筋痛症、好酸球性筋膜炎、再発性多発軟骨炎、ウェーバークリスチャン病などがあります。

※関節リウマチ(=狭義でのリウマチ)はリウマチ性疾患((=広義でのリウマチ))の一つの病気であり、また膠原病の一つの病気と見なされます。

※膠原病類縁疾患とは、古典的膠原病には含まれないものの、症状が似ており、自己免疫が関係し、同じような治療薬を用いる、など古典的膠原病の親戚のような疾患のことです。

 - リウマチとは

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