リウマチ情報館

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回帰性リウマチ

回帰性リウマチは、急性の関節炎と関節周囲炎の発作を繰り返す病気です。突然に関節がうずくように痛んだり赤く腫れたりする発作を繰り返す回帰性リウマチの原因ははっきり分かっていません。回帰性リウマチ患者は30歳代~60歳代が中心で、男女比はほぼ1:1です。

回帰性リウマチの症状は、関節痛と関節腫脹で、関節部位の発赤を伴うことが多く、手指・手・膝・肩の関節が好発部位です。回帰性リウマチの関節症状のおよそ9割が単関節炎ですが、複数関節が炎症を起こすこともあります。

関節炎発作の頻度は個人差が大きく、発作の起きている時以外は症状がないのが回帰性リウマチの特徴で、発作の前兆として関節に違和感があるのも特徴です。運動や飲酒が関節炎発作の誘発原因であるともいわれていますが、誘発原因がなくとも発作を起こすことがあり、午後や夕方に発作が現われることが多いとされています。

回帰性リウマチの診断にあたっては、関節リウマチ・痛風・偽痛風といった他のリウマチ性疾患や膠原病との鑑別が重要ですが、回帰性リウマチと診断されれば治療は比較的単純で、予後も一部を除いて悪くないとされています。回帰性リウマチの治療の基本は、非ステロイド性の抗炎症剤の服用で、関節炎が出現したときに服用し、関節痛が消退すれば服用を中止します。回帰性リウマチの発作が頻繁に起こる場合は、抗リウマチ剤も用いられます。

回帰性リウマチと関節リウマチとの違いは、回帰性リウマチでは発作が通常1・3日~1週間以内に治まるのに対して、通常の関節リウマチは慢性的な痛みである点です。また、回帰性リウマチは関節リウマチのような骨・軟骨の破壊や関節変形による機能障害はありません。

回帰性リウマチの一部が関節リウマチに移行するとされ、特に女性では関節リウマチに移行する率が高いとされているため、回帰性リウマチと診断された場合は経過観察が大切になります。

 - リウマチの種類と特徴

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