リウマチ情報館

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高齢発症関節リウマチ

高齢者の関節リウマチ(RA)が増えています。その理由は、高齢になってから発症する高齢発症の患者数の増加もありますが、高齢者人口そのものが増えていることにもあります。60歳以降に発症する関節リウマチ(RA)を高齢発症関節リウマチ(EORA)と呼びます。関節リウマチは女性が圧倒的に多い病気なのですが、高齢者になると男性の患者数が増えて、性別による患者数に大差がなくなります。

高齢発症関節リウマチ(EORA)の症状の特徴としては、急性発症が多く、関節の痛みや腫れも手や足の小さい関節でなく肩や膝などの大関節から発病し、リウマチ反応も出にくくなることなどがあります。高齢者になると変形性関節症など関節に変形による痛みや機能障害があることも多いため、関節リウマチが重なると関節の調子が更に悪化してしまいます。高齢発症関節リウマチと似ていて、しばしば鑑別が難しい病気にリウマチ性多発筋痛症があります。

関節リウマチ(RA)に欠かせないのが薬による治療で、高齢発症関節リウマチ(EORA)も例外ではありません。ですが、高齢者の新陳代謝は遅いため薬が体内に長く残りやすく、薬の副作用が出やすくなるという問題があります。副作用が少なく新陳代謝されやすい薬も開発されてきていますが、薬に頼りすぎないでリハビリで普段の生活の中で機能を維持しようとする努力や、リハビリでだめなら手術という手段など、日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)を意識した強い意志と行動が大切になります。

※高齢発症関節リウマチ(EORA): elderly-onset rheumatoid arthritis

 - 関節リウマチとは

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