リウマチ情報館

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悪性関節リウマチ

悪性関節リウマチ(MRA)とは、血管炎をはじめとする関節外症状があり、難治性または重篤な病態を伴う関節リウマチのことで、厚生労働省特定疾患(難病)に認定されています。関節リウマチが進行して関節機能が著しく低下した身体障害があったとしても、内臓障害がなければ、悪性関節リウマチ(MRA)とはなりません。

悪性関節リウマチ(MRA)は関節リウマチ(RA)の1%以下に発症しますが、関節リウマチが進行した病態ではないですし、関節リウマチの治療が不十分だったことが原因で引き起こされるものもありません。関節リウマチ(RA)では女性の患者数のほうが多いのに対し、悪性関節リウマチ(MRA)では男性の患者数のほうが多く、診断される年齢は60歳代がピークです。悪性関節リウマチ(MRA)は診断基準に基づいて診断されます。

悪性関節リウマチ(MRA)の特徴である血管炎の症状のとしては、全身血管炎型と末梢型動脈炎型の症状があります。全身血管炎型の症状としては、関節リウマチによる多発関節痛に加えて、38℃以上の発熱や体重減少、皮下結節・紫斑・ 筋痛・筋力低下・強膜炎・多発性神経炎・胸膜炎などの全身の血管炎による症状が急速に現われます。末梢型動脈炎型の悪性関節リウマチ(MRA)の症状としては、皮膚症状を主として皮膚の潰瘍・皮膚や臓器の梗塞・手足先端の壊死や・壊疽があります。

悪性関節リウマチ(MRA)は、難治性で予後があまり良くありません。死亡や悪化の原因は呼吸不全が主で、次いで、感染症の合併や心不全、腎不全が多く報告されています。

 - 関節リウマチとは

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