リウマチ情報館

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関節リウマチと免疫異常

関節リウマチ(RA)は免疫系に異常がある自己免疫疾患であることはよく知られています。関節リウマチ(RA)は、免疫の異常により自分の関節滑膜を攻撃してしまうことで関節滑膜に炎症が起こることが分かっており、その結果として関節の痛み・腫れ・変形の症状を引き起こす病気です。

免疫異常疾患の一種である関節リウマチ(RA)のメカニズムとしては、自己の免疫グロブリンG(IgG)を抗原とする自己抗体であるリウマチ因子(RF、リウマノイド因子)が出現して、関節液などで免疫グロブリン複合体が形成されて、免疫複合体が関節や血管などに沈着して、関節リウマチ(RA)の関節破壊を進行させるなど病変を起こす、と考えられています。

関節リウマチ(RA)の主症状である多発性関節炎が起こる仕組みとしては、自己免疫(免疫系が自分の組織を異物と見なして攻撃してしまうこと)を生じる⇒関節滑膜に炎症が起こり滑膜が異常増殖⇒増殖した滑膜や免疫細胞が炎症性サイトカインなどを放出⇒関節全体に炎症が進行⇒軟骨や骨が破壊されて関節が変形⇒関節本来の機能を失う、と考えられています。

関節リウマチ(RA)の診断基準項目にも含まれるほど、リウマチ因子(RF、リウマノイド因子)の存在の有無は関節リウマチ(RA)診断に有用ですが、リウマチ因子(リウマノイド因子)が陽性であるからといって必ずしも関節リウマチ(RA)ではなく、関節リウマチ(RA)のリウマチ因子(リウマノイド因子)による診断の不確実性を補うものとして、抗CCP抗体という血液検査があります。

※関節リウマチ(RA)を引き起こす免疫異常は、遺伝子の異常や、ウイルス感染などが原因と考えられています。

 - 関節リウマチの原因

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