リウマチ情報館

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関節リウマチの血液検査

関節リウマチの血液検査では、免疫異常(リウマチ因子、抗CCP抗体、抗核抗体)、炎症反応(血沈、CRP、 SAA)、軟骨や骨を溶かす酵素(MMP-3) や白血球数、貧血の有無、肝機能、腎機能などを調べます。関節リウマチの確定や、病気のレベルを調べたり、他病気との鑑別を行ったり、薬の副作用を調べるなど、血液検査によって様々な判断材料を得ます。

関節リウマチ(RA)の診断に用いられる血液検査

 リウマチ反応(RF:Rheumatoid Factor リウマトイドファクター)

免疫異常の検査です。免疫グロブリンに対する抗体であるリウマチ因子(正確にはリウマトイド因子、俗にリウマチ反応ともいう)の有無で関節リウマチの可能性を調べる検査です。
関節リウマチ患者の多く(約80%)はリウマチ反応が陽性になりますが、残る20~30%は陰性になります。

 抗CCP抗体

免疫異常の検査です。抗CCP抗体は、今までのリウマチ因子検査よりはるかに鋭敏で正確にリウマチの発症を予測できる検査です。早期関節リウマチの診断に有効な新たな検査です。

 血沈(赤沈、ESR)

炎症反応の検査です。血沈(赤沈、ESR)は、炎症の程度を示す指標の一つで、関節リウマチの程度や治療の効果を表す指標として一般的に用いられてきた血液検査です。
中期的(数日から数週間)な変動を反映します。代謝異常や組織に炎症があると、赤血球の沈降速度が早くなります。関節リウマチでなくとも、炎症を起こす病気があれば異常を示します。貧血の影響を受ける検査です。

 CRP(C反応蛋白)

炎症反応の検査です。CRP(C反応蛋白)は、体内で炎症がおこると肝臓で作られる蛋白(炎症タンパク質)で、炎症の程度を示す指標です。血沈(赤沈、ESR)は中期的な変動を反映しますが、 CRP(C反応蛋白)は日単位といった炎症の変動を敏感に反映します。血液中のCRPは炎症が起こってから6~8時間以内に急増し、炎症が治まるとすぐに正常値に戻ります。
血沈(赤沈、ESR)と同様に、炎症を起こす病気があれば異常を示すなど、さまざまな影響を受ける検査です。治療中の治療効果と炎症程度をみるための指標にもなります。

 - 関節リウマチの診断

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