リウマチ情報館

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シェーグレン症候群

関節リウマチの合併症にシェーグレン症候群があります。長年にわたって関節リウマチを患っている場合はシェーグレン症候群を合併する頻度が高く、関節リウマチ患者の10~20%といわれています。シェーグレン症候群は関節リウマチと同じ膠原病の一つです。関節リウマチなど他の膠原病に合併するシェーグレン症候群を、続発性シェーグレン症候群とか二次性シェーグレン症候群と呼びます。

シェーグレン症候群は、涙腺や唾液腺の炎症によって涙や唾液の分泌量が低下して、乾燥性角結膜炎(ドライアイ)や腔乾燥症(ドライマウス)の症状が現われる病気として知られていますが、シェーグレン症候群でも関節痛の症状が現われます。
シェーグレン症候群の関節痛の症状は、複数の関節の痛みがあっても腫れることは少ないようです。この症状は関節リウマチの症状の初期に似ていますが、関節リウマチのような骨の破壊はありません。ただし、シェーグレン症候群の関節症で稀に見られるジャクー関節症では関節を包む関節包の炎症で、骨の破壊はありませんが、関節周辺が破壊されて関節が変形することがあります。対称性で多発性の関節炎が起こってきた場合は、関節リウマチの合併の可能性があります。

シェーグレン症候群の症状

 乾燥性角結膜炎(ドライアイ)

ドライアイの症状は、眼が乾く・ゴロゴロする・痛いなどです。
ドライアイの治療としては、人工涙液の点眼や涙点プラグの装着などがあります。

 腔乾燥症(ドライマウス)

ドライマウスの症状は、口が渇く、ネバネバする・乾いた物が食べにくくなる・味覚が障害される・虫歯が急に増えるなどです。
ドライマウスの治療としては、人工唾液の他に唾液分泌促進薬(塩酸セビメリン)が使われるようになりました。

※他の膠原病と合併しないシェーグレン症候群を、原発性シェーグレン症候群とか一次性シェーグレン症候群と呼びます。

 - 関節リウマチの合併症

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