リウマチ情報館

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関節リウマチと骨粗鬆症

関節リウマチ(RA)は二次性骨粗鬆症(続発性骨粗鬆症)の原因になる病気のひとつです。関節リウマチ(RA)が骨粗鬆症(骨粗しょう症)を引き起こす原因としては、関節リウマチ(RA)による炎症のある関節周囲に起こる骨萎縮(罹患関節周囲の傍関節性骨粗鬆症)、痛みによる活動性の低下(廃用性骨粗鬆症)、関節リウマチの治療に用いるステロイド薬(カルシウム吸収障害による薬剤性骨粗鬆症)などが挙げられます。

高齢の関節リウマチ患者では老人性骨粗鬆症(高齢女性の関節リウマチ患者では閉経後骨粗鬆症も)も原因として加わって、更に骨が弱くなって骨折しやくなり、転倒や打撲といった外傷でなくとも、日常生活の動作で脊椎や骨盤を骨折(疲労骨折)することさえあります。

関節リウマチの関節変形や骨折によって、手足の機能低下や歩行不能、更には寝たきりといった最悪のケースも考えられます。安静が骨粗鬆症の進行を加速します。健康な人でも、使わないと筋肉の萎縮、関節の拘縮は意外と速く進行し、回復するにも時間がかかります。関節リウマチ(RA)では尚更です。

骨量は一度減少すると増加させるのが簡単ではありませんから、骨粗鬆症の予防対策が大切です。関節リウマチの治療は勿論ですが、骨粗しょう症の検査を定期的に受けて、骨粗しょう症と診断されたら、早々に薬治療を開始することが重要になります。骨粗鬆症(骨粗しょう症)に関しては、治療に使用される骨代謝マーカーの測定ガイドラインをはじめ、骨粗鬆症(骨粗しょう症)の薬、治療技術において進歩しています。

※骨粗鬆症の定義:骨粗鬆症とは、骨塩量が減少することで骨微細構造が破綻して、骨強度が低下して骨折の危険性が増加している状態の全身性の疾患です。骨強度とは、骨密度と骨質が関係します。

 - 関節リウマチの合併症

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