リウマチ情報館

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動作の工夫と注意点

関節リウマチでは、関節に負担のかかる動作には注意が必要です。日常的な動作を工夫することは、関節への負担を軽減して、関節リウマチによる痛みや関節破壊の予防対策になります。生活指導の中でも、日常生活動作の工夫や注意点についての具体的な方法を学びます。動作の仕方の工夫だけでなく、省略できる動作や時間配分、更には装具や自助具の使用、人的介助も含めて関節に掛かる負担を考えていきます。

日常生活動作の工夫

 動作の注意点

  • 長時間同じ姿勢を続けない(時々、体をほぐすストレッチや、他の動作を取り入れたりします。)
  • 重いものを持つときは、片手ではなく両手で、両手よりは全身を使って物を持ちあげます。
  • コーヒーカップは、両手で持ちます。
  • キッチンでは、 座りながら仕事ができるようにイスを用意し、 動かしやすいワゴンを活用します。
  • 鍋の取っ手は手袋を使って手全体で持ちます。(指で持たない)
  • ビンのフタをひねるときは、手首を親指方向に回すようにします。
  • 鞄は腕に掛けるか肩にかけます。(肘や肩が痛い場合は不向きです)
  • 買い物袋などは、手でなく肘にさげます。(肘が痛い場合は不向きです)
  • 雑巾がけは、小指側よりも親指側に力をかけます(小指側にかけると手首に負担がかかります)
  • 机などを拭くときは、右手に持って左方向に拭き、左手に持ち替えて右方向に拭きます。(片手だけで拭かない)
  • ベッドから起きる時は、反動をつけないで、まず横向きになってから、次に肘の助けで体を起こします。
  • 室内履きはスリッパタイプではなく、かかとがついた靴タイプのものを使います。

 自助具の使用

自助具は、関節リウマチによる障害で困難になってしまった動作ができるように補助する道具です。関節リウマチでは、関節への負担を軽減しながら身体機能や動作能力を維持するために、自助具の使用をおすすめします。
ただ、自助具の多用は身体機能の低下につながりますから注意が必要です。自助具には市販のものから作業療法士など病院から提供されるものがあります。自助具それぞれの目的を理解して使いこなす練習が必要のようです。

 補装具の使用

関節リウマチで使用される補装具は、関節を安静に保つことによる消炎効果・関節変形の進行予防・関節の免荷と支持性の向上を目的にしています。どの装具を使うかといった装具の使い分けは、関節リウマチの活動性や関節の状態に左右されます。
医師の指示に従って装着することが基本です。家庭でできる装具療法としての装具の種類も多くあります。頚椎カラー・足底板・サポーター・スプリント・杖・靴・弾力包帯(エラスコット)などです。関節痛が辛いときにエラスコット(弾力包帯)を関節に巻いて固定する方法は、簡便で家庭で簡単に出来る装具療法といえます。

 - 関節リウマチと生活

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