リウマチ情報館

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関節リウマチの生活環境

生活環境(住居)は関節リウマチ患者だけでなく介助をする家族にとっても大きな問題です。基本的には椅子・ベット・洋式トイレといった洋式の生活で、関節リウマチ患者の生活の全てが1階で可能であることが望ましいです。
理想的な住まいづくりは、関節リウマチ患者を中心にした、日常動作が危険がなく楽にできて、夏涼しく・冬暖かく・風通しがよく・湿気を避けることが大切です。

関節リウマチによる関節の変形や筋肉の低下で不便を感じることが多くなっていきます。住居の改造に関しては、大規模な改造というよりは部分的な改装が多く、病状に応じて少しづつ対応していくのが一般的のようです。改装費用の補助金制度がある自治体もあるようです。

関節リウマチに優しい日常生活環境(住居)

 玄関、床、階段、廊下

  • 玄関の敷居や上がりかまちは、段差を少なく、できればスロープにします。玄関ホールは滑りにくい床材にします。
  • ドアは、車イスでも開閉できる引き戸がおすすめです。改装が無理ならばドアノブをレバー式に交換するか、自助具をドアノブにつけます。
  • 廊下には、手摺りを取り付けます。手摺りの位置は患者の腰の辺りの高さにします。
  • 床には、転倒防止としてにカーペットやマットを敷きます。足をひっかけないように、床に物を置かないようにして、電気コードは端に寄せて取り付けます。
  • 階段には、滑り止めと手すりを必ず取り付けます。階段昇降機や家庭用エレベーターという方法もあります。

 トイレ

トイレは洋式トイレ(できればウォシュレットや簡易昇降便座付)にして、和式トイレならば簡易洋式便座を置きます。便座の近くに、頑丈な手摺りを取り付けると安心です。また、利き腕の側にペーパーホルダー・洗浄器のスイッチ・非常ボタンなどを配置します。

 浴室

  • 脱衣所は、楽に衣類の脱ぎ着ができる広さを確保します。
  • 浴室には、滑り止めマットをおきます。
  • 浴槽と同じ高さの台か腰掛を設置します。(まず、台または腰掛に腰を下ろしてから、浴槽の出入りをします)
  • 壁と浴槽内に頑丈な手摺りをつけます。
  • 浴槽内では、しゃがまないで、イスを利用して腰掛けます。シャワーは、シャワー用椅子を利用して座って浴びます。
  • 便利グッズを活用します。(ポンプ式ボディーシャンプー、ミトン式スポンジ、長柄ボディーブラシ、洗髪用長柄ブラシなど)

 キッチン

座ったまま作業できるような環境に整えて、作業を簡単にする便利な道具や電化製品を活用します。(ワゴン、自動食器洗い、電子レンジ、電動缶切り、レバー式の水道蛇口、スイッチ式のガス点火など)

  • 椅子は、流しの下に膝が入るような高さにします。(キャスターと背もたれが付いた椅子ならばキッチン内移動が楽です。)
  • ガスコンロ・流し台・調理台は、同じ高さに統一します。

 居室・寝室

長い時間を過ごす部屋は、風通しや日当たりがよく、湿気が少なく、トイレ・浴室・洗面所が近くにあるのが理想的です。寝室は、ベッドにします。敷布団は固めのマットレス、掛け布団は軽い羽根布団など、枕は低めで小さめがおすすめです。布団干しは布団乾燥機を利用します。

 - 関節リウマチと生活

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