リウマチ情報館

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家庭でリハビリ運動

関節リウマチの治療の中で、薬治療に並んで重要な治療がリハビリテーションで、患者の自主訓練が重要とされる治療です。関節リウマチの運動療法(リハビリテーション)の目的は、関節の可動域(関節の動く範囲)の維持改善、筋力の維持改善、傷んだ関節の修復です。
家庭でもできる身近な運動療法にリウマチ体操やラジオ体操といった自動運動や、関節を動かさないで筋肉だけを動かす等尺性運動(筋力増強訓練)などがあります。リウマチ体操などの運動を日常生活に取り入れて、地道にリハビリに取組んでいくことが大切です。

リウマチ体操は、安静を取りがちな関節リウマチ患者専用に考案された体操で、関節のこわばりを取り、関節可動域を広げることができる、家庭でできる運動療法です。リウマチ体操は、各医療機関・施設で様々な方法で指導されています。
リウマチ体操では、全身の関節を動かします。動かせるぎりぎりの所まで各関節をゆっくりと動かします。体操中に痛みがあったり、体操直後に痛みが多少強くなることがあるようですが、体操してから約2時間後にその痛みが残らなければ差し支えないようです。体操前に温浴や入浴などで関節を温めることをおすすめします。また、体操後は30分ほどゆったりと休息してください。

毎日運動することが望ましいのですが、ひどい関節炎などで安静が必要な日もありますし、無理な運動で炎症を悪化せせてしまうこともあります。関節リウマチの病状は患者によって異なりますから、医師や理学療法士の指導を受けて、適切な運動療法を行ってください。

家庭でできる運動療法の基本:目安と注意点

  • 医療機関で、家庭でできる運動療法の指導をしっかり受けてください。
  • 関節リウマチの病状が強いときは無理をしないで安静にします。炎症が落ち着いたら、徐々に運動を再開します。
  • 運動量や運動する時間は、徐々に少しずつ増やします。
  • 運動量と運動する時間の目安は、およそ次のとおりです。(運動中の痛みはある程度我慢しますが、無理は禁物です。)
    • 運動後1~2時間たっても痛みが続いているときは、翌日の運動量と運動する時間を減らします。
    • 運動した翌日になって、前日の痛みが残っているときは、前日よりも運動量と運動する時間を減らします。
    • 運動した翌日になって、運動中の痛みが前日の運動中の痛みより強い場合は、前日よりも運動量と運動する時間を減らします。
※関節リウマチのリハビリテーションの種類には、理学療法(物理療法・運動療法) 、作業療法、装具療法があります。関節リウマチのリハビリテーションは、関節リウマチの症状がではじめる初期段階から開始するのがよいとされています。

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