リウマチ情報館

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関節リウマチの夏季対策

関節リウマチの症状は、一般的には関節を中心に冬の寒い時期に悪化することが多いのですが、暑い夏の時期にも注意点があります。身体が冷えたり湿度が高くなったりすると、関節リウマチを悪化させてしまいます。

暑い時期の夏季にとりわけ注意したいのはエアコン(冷房)の使い方です。夏季のエアコン(冷房)による冷えは関節リウマチ(RA)にとっては大敵です。また、関節リウマチの薬治療の副作用で身体の抵抗力が落ちて感染症に罹りやすくなっていることがありますから、夏風邪にも注意が必要です。主治医と相談しながら万全の予防対策をして体調管理を行うことが望まれます。

関節リウマチの夏対策

 エアコン冷房による冷え予防対策

  • できればエアコン(冷房)は使わずに、扇風機を使います。(熱中症に注意して、必要ならばエアコンを使用します。)
  • 夜のエアコンの使用は、タイマーを使って夜間睡眠中は切っておくのがよいです。夜間に連続使用するならば、除湿のみとか、温度設定を高めにするなど工夫をします。(夜間の冷えは、朝の起床時にこわばりが強くなったり、身体がだるいといった症状の原因になりますし、夏風邪の原因にもなります)
  • エアコンの風向を上向きにしたりして、エアコンの風が直接間接部に当たらないようにします。(風が関節に直接当たると関節痛が強くなります)
  • 関節部の保温に気をつけます。(長袖・長ズボン・ブランケットなどで保温します。外出時には保温用サポーターや大判スカーフなどを利用します)

 感染症予防対策

関節リウマチの薬治療としてステロイドホルモン剤や免疫抑制剤を使用している患者は多いです。これら薬の副作用で身体の抵抗力が低下して、感染症に罹りやすくなっていることがあります。夏風邪予防に帰宅後のうがいと手洗いをするだけでも予防対策になります。また、関節リウマチでは薬の副作用で胃腸が弱っていることも多いので、暑い時期には食中毒にも要注意です。

 夏ばて予防対策(食事)

暑い夏の時期は、汗をかきますし、食事はあっさりした食べ物に偏りがちで、冷たい飲物や食べ物を好む傾向にあります。夏ばて予防対策が必要です。冷たい飲物や食べ物は、身体を冷やすだけでなく、胃腸を冷やして消化機能を下げます。冷たい食べ物や飲み物は避けたい食品です。汗はビタミンやミネラルなどの微量栄養素もいっしょに体外に排出しますから、汗をかいた後は、水分補給と一緒にビタミンやミネラルも補給してください。規則正しい生活、バランスのとれた食事、十分な睡眠が夏ばて予防対策の基本です。

 - 関節リウマチと生活

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